「ソーシャルログイン」は、会員制のWebサイトにおいて普段使い慣れているSNSアカウントを活用することで会員登録やログインを簡単にできる仕組みですが、近年ではその効果から導入する企業が非常に増えてきています。
今回は、「メーカー」の分野においてソーシャルログインを導入するメリットや、国内メーカーですでにソーシャルログインを導入している企業の5選を紹介していきます。
メーカーにおいてソーシャルログインを導入するメリット
自社製品のECサイトなど会員制のWebサイトを運営するメーカーにおいては、ソーシャルログインを導入することによるさまざまなメリットがあります。
・サイトの会員数、再ログイン率を向上できる
ソーシャルログインを導入し、サイトのUXを改善することでWebサイトにおけるユーザーの離脱を防止することに繋がり、会員数や再ログイン率の向上を図ることができます。
・SNS情報を取得し、マーケティングへと活用することができる。
ユーザーがソーシャルログインを活用し、会員制サイトに会員登録をした際にSNSに紐づいているユーザーデータを取得することが可能です。取得したデータをOne to oneマーケティングへと活用することでより効果的なマーケティングアプローチが可能になります。
ソーシャルログインを導入しているメーカー5選
1.LION
大手生活用品メーカーのLIONは、公式通販サイトの「LION ウェルネスダイレクト」においてソーシャルログインを導入しています。(URL:https://www.lionshop.jp/)
対応しているSNS
・LINE
・Yahoo!
LIONウェルネスダイレクトは、LION自社の健康食品や美容用品を売っているECサイトです。
2.サントリー
飲料メーカー大手のサントリーは、「サントリーアカウント」のログイン環境においてソーシャルログインを活用しています。(URL:https://id.suntory.co.jp/login#)
対応しているSNS
・LINE
・Yahoo!
・Apple
サントリーアカウントは、サントリー社が公開しているコンテンツの閲覧や、ECサイトでのログインなどサービス共通アカウントとしてログインに活用することができます。
3.資生堂
化粧品メーカーの売上国内No1を誇る資生堂ですが、自社製品のECサイトである「ワタシプラス」にソーシャルログインを導入しています。
(URL:https://www.shiseido.co.jp/wp/index.html)
対応しているSNS
・LINE
資生堂ではLINEのソーシャルログインに対応しており、連携時にLINE公式アカウントが自動で友達追加される仕組みになっています。
4.小林製薬
大手製薬メーカーの小林製薬は、自社製品の通販サイトにてソーシャルログインを導入しています。(URL:https://www2.kobayashi.co.jp/)
対応しているSNS
・LINE
・Yahoo!
小林製薬の通信販売は、化粧品やサプリメントなどの100種類以上のラインナップから商品を購入することができるECサイトです。
5.ミズノ
総合スポーツ用品メーカーのミズノは、自社製品を販売しているECサイトにソーシャルログインを導入しています。(URL:https://jpn.mizuno.com/)
対応しているSNS
・LINE
・Yahoo!
ミズノのECサイトでは4種類のソーシャルログインを利用することができます。スポーツ用品やアパレルなどミズノ社の製品を購入することができます。
ECサイトにソーシャルログインを導入してサイトUXを改善
いかがでしたでしょうか。ここまで紹介してきたように、私たちが消費者として普段からなじみのあるメーカーにおいてもソーシャルログインを導入する企業が増えてきています。特にtoCメーカーの場合ECサイトは消費者との重要な接点であり、ログイン環境の改善によってサイトが使いやすくなると企業と消費者の双方にメリットがあります。ソーシャルログインを活用し、サイトUXの改善につなげてみてはいかがでしょうか。
ソーシャルログイン導入するならLoghy

ソーシャルログインを導入するには、1からシステムを開発する方法と、クラウドサービスを導入する方法の2通りがあります。クラウドサービスを活用することは、自社開発をする場合と比べ実装の工数を抑えられる点など、さまざまなメリットがあります。中でも、ソーシャルログインを導入するなら「Loghy」をお勧めします。
・人気の7つのSNSに対応
Loghyでは、利用率の高いLINE、Yahoo! JAPAN、Twitter、Google 、Facebook、Apple、TikTokの7つのSNSアカウントに対応しています。企業のターゲットやユーザに適したソーシャルログインの実装が可能です。
複数IDの一括導入・管理にも対応しており、開発や運用にかかる工数を大幅に削減できます。より多くのユーザにサービスを提供しつつ、コストも抑えたい企業にもおすすめです。
・メンテナンス対応が不要
ソーシャルログインを自社開発の場合、各SNSの仕様変更への対応が不定期に求められるため、運用に負担がかかってしまいます。ですが、LoghyではSNS仕様変更へのメンテナンスはLoghy側で行うため不要です。そのためソーシャルログイン導入後の運用工数を削減できる点も大きなメリットといえます。
ECサイトに「Loghy」を導入し、実装/運用工数を削減しながらサイトUXの改善やデータ収集の強化につなげてみてはいかがでしょうか。
・LINEの自動友達追加機能も保有

Loghyでは、新規登録時にLINEを選択された場合、同時に公式LINEアカウントに友達追加を行う機能を有しています。
この機能を利用すると、Webでの新規会員登録と同時にLINEの友達が自動的に増えていくという環境を構築することができます。
インキュデータ株式会社

- コラム編集チーム
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