Facebookログインが便利?SNSアカウントで会員サイトにも簡単にアクセス!
Facebookログインソーシャルログイン2022/2/7
Facebookログインとは、Facebookのアカウント情報を他のサイトやアプリで利用してログインすることをいいます。会員登録の際にはFacebookに登録された情報がフォームに自動的に反映されるため、入力の手間が減りユーザの利便性が向上します。また、2回目以降はボタンをタップするだけでログインが可能です。この記事では、Facebookログインの概要や特徴、導入方法や導入するメリットについて解説します。サイトの会員数を増やしたい企業は参考にしてみてください。
※目次※
- 他サイトと連携できるFacebookログインとは
- Facebookログインがおすすめな理由
- Facebookログイン導入で期待できる効果
- Facebookログインの導入方法
- Facebookログインを実装するならLoghy(ロギー)がおすすめ!
- Facebookログインで利便性を上げよう!
他サイトと連携できるFacebookログインとは

サイトの会員登録やログインの際、Facebookの情報を利用する仕組みをFacebookログインと呼びます。ここでは、Facebookログインの仕組みやユーザのメリットを紹介します。
ソーシャルログインとして使われる方法の一つ
ソーシャルログインとは、普段使用しているSNSに登録した情報を、他サイトの会員登録やログインに利用することをいいます。ユーザ自身がSNSのアカウントにログインし連携を許可することで、登録した情報を提供する仕組みです。
Facebookログインはソーシャルログインの一つで、Facebookに登録した情報をほかのサイトやアプリで利用できます。
会員登録フォームに情報を反映してくれる
新しくサービスに会員登録する際には、メールアドレスや氏名といった個人情報を入力します。サービスに興味をもったとしても、入力にわずらわしさを感じるユーザも多いでしょう。
Facebookログインであれば、SNSから取得した情報をフォームに反映できるため、ユーザはSNSから取得できなかった情報のみを入力するのみで会員登録が完了できます。会員登録のハードルを下げることは、企業にとっても大きなメリットと言えるでしょう。
2回目以降の利用時に再ログインしやすい
ユーザは同じサイトを再び利用する際には、Facebookログインのボタンをクリックするだけで再ログインできます。会員登録するたびに、新しく設定したIDやパスワードを忘れないようにメモしたりアプリで管理したりすることも減るでしょう。
ソーシャルログインに対応しているサービスであれば利用しやすいと感じるユーザも多く、自社のサービスから顧客が離れるリスクを軽減できます。
Facebookログインがおすすめな理由

ソーシャルログインにFacebookアカウントを利用すると、さまざまなメリットが得られます。ここでは、Facebookログインがおすすめな理由について解説します。
Facebook利用ユーザの多さ
Facebookの特徴の一つとして、ユーザの数が非常に多いことが挙げられます。2021年4月~6月のFacebook業績ハイライトによると、全世界のデイリーアクティブ利用者数は19億1,000万人、月間アクティブ利用者数は29億人でした。
一方、日本国内のFacebook利用率は32.7%で、日本の人口を1億2,000万人とすると約4,000万人が利用しています(令和2年に発表された総務省の調査による)。
Facebookは比較的年齢や性別に偏りがないSNSであるため、Facebookログインを導入すれば、老若男女幅広い方に利用してもらえるでしょう。
参考:https://about.fb.com/ja/news/2021/07/2021_second_quarter_results/
参考:https://www.soumu.go.jp/main_content/000708015.pdf
個人情報が正確
Facebookでは現実の人間関係を再現できるように実名登録が推奨されています。名前の登録に関しては、利用規約で以下のように定められています。
・アカウント上の名前は、普段の生活で友達があなたを呼ぶときの名前にしてください。また、本人確認書類か本人確認書類リストに含まれている書類に記載されている名前にする必要があります。
・他人や関連のない団体等になりすますことは禁じられています。
他にも、名前に記号や数字、句読点は使用できず、肩書きや名前に代わるフレーズを含めることも規約上禁止されています。したがって、Facebookに登録されている個人情報は正確である可能性が高く、ユーザは会員登録時の入力項目が少なくて済み、企業は正確な情報を得られることでマーケティングに活かしやすくなります。
引用元:https://www.facebook.com/help/112146705538576?ref=ccs
Facebook広告にも活用できる
企業はFacebookログインしたアカウントの個別識別番号を得られ、Facebook広告に利用することができます。例えば、自社のサイトでFacebookログインを利用したユーザにのみ広告を表示させるといったリターゲティング広告をFacebook上で展開できます。
また、Facebook広告には類似オーディエンスという機能もあり、指定した個別識別番号と近い属性のユーザに対して広告配信することも可能です。
Facebookログイン導入で期待できる効果

Facebookログインは、ユーザの利便性が上がるだけでなく、企業にもさまざまな効果をもたらします。ここでは、Facebookログインの導入によって期待できる効果について解説します。
会員数の増加
企業が自社のオンラインサービスにFacebookログインを導入していれば、ユーザが会員登録する際に、入力が必要となる情報はFacebookアカウントから取得されフォームに自動反映されます。そのため、ユーザは入力の手間や時間を大幅に削減でき、時間がないときはもちろん、人目が気になる状況でも手軽に会員登録が可能です。
入力が簡単に済むことでユーザの会員登録に対する心理的ハードルは下がり、会員数の増加が見込めます。今まで会員登録が面倒と感じていた層も、自社サイトに登録してくれるかもしれません。
サイトリピート率アップ
ユーザは様々なサイトを利用しているため、サイト毎に異なるIDやパスワードを設定していた際などは、どれをどのサイトに使用していたか忘れてしまう恐れがあります。IDやパスワードの再発行には手間がかかるため、一度会員登録したサービスでも利用自体を諦めるユーザもいるでしょう。
サイトがFacebookログインに対応していれば、ユーザは2回目のログインからはFacebookアカウントを用いてワンタップでログイン可能になるため、サイトごとに新しいIDやパスワードを覚える必要がなくなります。企業がFacebookログインに対応することで、IDやパスワードを忘れたことによる休眠ユーザの発生を防ぎ、サイトリピート率アップにつながるでしょう。
アプローチの幅が広がる
Facebookの魅力は世界の利用者数が多いことです。全世界のデイリーアクティブユーザ数は、Twitterが2億6,000万人であるのに対して、Facebookは19億1,000万人とおおよそ7倍にも上ります。
Facebookを利用している方を自社の利用者に取り込めば、Facebookログインを通して幅広いユーザへのアプローチが期待できるでしょう。
参考:https://about.fb.com/ja/news/2021/07/2021_second_quarter_results/
参考:https://s22.q4cdn.com/826641620/files/doc_financials/2021/q2/Q2’21-Shareholder-Letter.pdf
Facebookログインの導入方法

Facebookログインを自社サイトに取り入れるにはさまざまな方法があります。ここでは、自社で開発する方法と他社サービスを利用する方法を取り上げて、それぞれの導入方法について詳しく解説します。
自社で開発する
Facebookでは「Facebook for Developers」で公認のAPIを公開しており、誰でも無料で利用が可能です。ただし、自社サイトでFacebookログインを使えるようにするにはFacebookの仕様に基づいて開発しなければならないため、開発するエンジニアの確保が必要です。
また、公認APIは定期的にアップデートされるため、そのたびにメンテナンスが必要です。社内にエンジニアが常駐している企業でなければ、公認APIを活用した自社開発でのFacebookログイン導入は難しいでしょう。
他社サービスを利用する
Facebookログインを自社で導入する場合、実装開発だけでなく定期的なメンテナンスも行う必要があります。そのためには専門知識を持ったエンジニアや開発会社に依頼する必要があります。もちろん、新たな人材を雇用するにも、開発会社に依頼するにも大きなコストがかかってきます。
その点、ASP(SaaS)として提供されている他社サービスを利用すれば、自社開発でFacebookログインを構築しなくとも、ASP(SaaS)の実装のみでFacebookログインを導入でき、仕様変更への対応も自社でする必要がなくなるため、都度発生するコストを最小限に抑えることができます。
Facebookログインを実装するならLoghy(ロギー)がおすすめ!

Facebookログインを導入したいけれど自社開発するにもリソースがない、かといって開発会社に依頼するほどコストはかけたくないという場合、インキュデータのソーシャルログインサービス「Loghy(ロギー)」がおすすめです。ここでは、Loghy(ロギー)をおすすめする3つの理由を紹介します。
主要SNSのIDと連携できる
Loghy(ロギー)で対応しているIDプロバイダは、Facebookのほかにも以下のサービスがあります。
- Yahoo! JAPAN
- LINE
- Apple
多くのユーザがいずれかのサービスに登録しているため、ソーシャルログイン導入の主な目的である会員獲得数アップにつながるでしょう。また、合計6つの中から自由にカスタマイズできるのも特徴です。例えば、FacebookとLINEだけというカスタムも可能です。
離脱を防ぐUXデザインとシステム
Loghy(ロギー)では、普段利用しているSNSに登録した情報を、他サイトの会員登録フォームに自動的に反映する機能(フォームアシスト機能)が搭載されています。このフォームアシスト機能によって、新規会員登録時のユーザの入力の手間を減らせるため、サイトの利便性がさらに向上します。氏名や、メールアドレスといった細かな入力が必須のECサイトで特に活躍するでしょう。操作性や視認性も優れています。
導入・運用・データ活用までワンストップ
Loghy(ロギー)はお申込みいただければ、最長2営業日で管理画面を発行します。取得するユーザ情報の決定やプロバイダとの連携設定、各機能の実装についてはお客さまで対応していただきますが、日本語のドキュメントやメール、Web会議によるサポートもあるため安心です。また、SaaS型の提供であることからソーシャルログインに使用するサービスのAPIが仕様変更した時にもLoghy側で迅速に対応しています。
インキュデータでは、豊富な実績によるノウハウをもとに、より高度なデータ活用の仕組みを提供しています。ソーシャルログインによってSNS IDを取得しマーケティングに生かしたいという企業にもおすすめです。
Facebookログインで利便性を上げよう!
会員登録にかかる手間や時間はユーザにとって大きな負担ですが、Facebookログインを導入されていれば、Facebookアカウントさえ持っているユーザなら手間なく会員登録ができるようになります。会員登録の面倒さや、再ログイン時のID/パスワード忘れによるユーザの離脱を防ぐためにも、普段使用しているSNSを用いて、新規会員登録やログイン時の体験を改善できるソーシャルログインの導入をおすすめします。
インキュデータのLoghy(ロギー)は、サイトにソーシャルログインを導入するサービスです。導入のほかにも、運用業務やデータの活用もサポートします。Facebookログインをお考えの企業は、下のフォームよりぜひお気軽に資料ダウンロード・お問い合わせください。
インキュデータ株式会社

- コラム編集チーム
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